「AirPods Proのような高性能なイヤホンが欲しいけれど、高すぎて手が出ない」
「1万円台で音質にもノイキャンにも妥協したくない」
そんなワイヤレスイヤホン選びの悩みを解決する最適解がついに登場しました。それが SOUNDPEATS Air5 Pro+ です。
ブラックを基調とした高級感あるデザインに、最新のMEMSドライバー構成、そして強力なノイズキャンセリング。正直、この価格でこのスペックは「価格設定がバグっている」と言わざるを得ません。
本記事では、実際にSOUNDPEATS Air5 Pro+を使用したうえで、デザイン・音質・ノイズキャンセリング性能・そして気になった点まで詳しくレビューしていきます。
SOUNDPEATS Air5 Pro+の概要

製品仕様
まずは、SOUNDPEATS Air5 Pro+ の基本スペックを確認しましょう。特筆すべきは、同価格帯では頭一つ抜けている対応コーデックの広さとドライバー構成です。
| 項目 | 詳細スペック |
| 製品名 | SOUNDPEATS Air5 Pro+ |
| 装着タイプ | カナル型(完全ワイヤレス) |
| ドライバー構成 | MEMSドライバー + 12mmダイナミックドライバー(ハイブリッド) |
| 通信規格 | Bluetooth 5.4 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / aptX Adaptive |
| ノイズキャンセリング | 適応型ANC(最大-55dB) |
| 再生時間 | イヤホン単体:最大6時間 / ケース込み:最大30時間 |
| 防水規格 | IPX5 |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
特筆すべきは、MEMSドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成であること。さらにLDACやaptX Losslessといった高音質コーデックも網羅しており、スペック表だけ見れば数万円クラスのハイエンド機と遜色ありません。
デザインと質感

本体カラーはブラックを基調とし、ロゴ周りにはゴールドのアクセントが施されています。1万円台ながらプラスチックっぽさを感じさせない高級感のあるデザインです。

充電ケースはマットな質感で指紋がつきにくく、コンパクトなためポケットに入れても邪魔になりません。
【音質レビュー】MEMSドライバーの実力とは?

SOUNDPEATS Air5 Pro+ 最大の売りである音質について解説します。 シリコンウエハーを用いた最新技術「xMEMS Labs製ドライバー」の効果は絶大でした。
傾向は「クリアで元気なドンシャリ」
音質の傾向は明確なドンシャリ(低音と高音が強調された音)です。 フラットでモニターライクな音を好む人よりは、ロック、EDM、ポップスを楽しく聴きたい人に向いています。
高音域の解像度がすごい
MEMSドライバーが担当する高音域は、歪みが極めて少なく、ハイハットやシンバルの余韻、ボーカルのブレスまで鮮明に聴こえます。 一方で、12mmダイナミックドライバーによる低音もアタック感が強く、迫力十分。 「高解像度」と「迫力」が見事に共存しており、音楽を聴く楽しさを再認識させてくれるサウンドです。
【ノイキャン検証】AirPods Proと比較してみた

カタログスペックでは「最大-55dB」を謳うノイズキャンセリング機能。実際に騒音環境下でテストしました。
AirPods Pro(初代)を超える静寂
比較対象としてAppleの「AirPods Pro(初代)」を使用しましたが、結果は驚くべきものでした。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ の方が、明らかにノイズを低減できています。
特に電車やバスの「ゴォー」というロードノイズ(低周波ノイズ)に対する効きが強力です。 また、適応型ANCを搭載しているため、周囲の環境音に合わせて自動で強度が最適化されるのも便利なポイントです。
装着感と使い勝手(マルチポイント・操作性)
激しい運動でも外れないフィット感

装着感は非常に良好です。耳の穴にしっかりとフィットする形状のため、首を振ったり軽く走ったりしてもズレる感覚はありません。 IPX5の防水性能も備えているため、ジムでのワークアウトやランニング用イヤホンとしても最適です。
必須機能「マルチポイント」にも対応

PCとスマホ、タブレットとスマホなど、2台のデバイスに同時接続できる「マルチポイント接続」にもしっかり対応しています。 テレワークでPC会議をしつつ、スマホの着信も待ち受けるといった使い方がシームレスに行えます。
購入前に知っておくべき注意点・デメリット
非常に完成度の高いSOUNDPEATS Air5 Pro+ですが、購入前に知っておくべき「惜しい点」も存在します。
1. ワイヤレス充電(Qi)に非対応

最大のデメリットはワイヤレス充電に対応していないことです。 充電のたびにUSB Type-Cケーブルを接続する必要があります。「置くだけ充電」に慣れている方は、ここだけ注意が必要です。
2. ケースからの出し入れに癖がある

イヤホンの形状とケースの設計上、取り出しや収納の際に少し指が滑りやすかったり、向きの調整が必要だったりします。 慣れれば問題ありませんが、使い始めは「スッと入らない」と感じる場面があるかもしれません。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ はこんな人におすすめ
これまでのレビューを踏まえると、本機は以下のような方にベストバイなイヤホンです。
- 予算1万円台で、音質とノイキャン性能を妥協したくない人
- 「ドンシャリ」系の迫力あるサウンドが好きな人
- 通勤・通学の騒音を強力にカットしたい人
- 高級感のあるデザインを好む人
- ワイヤレス充電機能は無くても平気な人
まとめ

SOUNDPEATS Air5 Pro+ は、1万円台という価格設定ながら、音質・ノイキャン・デザインの全てにおいて「価格以上」の体験を提供してくれるイヤホンです。
ワイヤレス充電非対応などの細かい弱点はありますが、それを補って余りある基本性能の高さがあります。
「なるべく安く、でも性能には妥協したくない」というワガママな願いを叶えてくれる、現時点でのコスパ最強クラスの一台と言えるでしょう。

